夢の中が幸せ過ぎて、現実がつらい

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各月のペット日記

あずやち さんのペット日記

夢の中が幸せ過ぎて、現実がつらい
2014年02月27日 13:19
いいかげん、このくらい話題からはなれないといけないと、分かってはいるけれど、感情は追いつかないようです。

また夢を見て、あずやちはかみっぺらのように薄くなってしまっています。もう動かないし、もう鳴かない。わかっているけれど、あきらめきれずに、撫でたりさすったり。でも、動かない。そして、お香をたいた箱の中に入れて蓋を閉めておきました。

しばらくすると、箱が熱くなってしまっているのに気づいて、あわてて中からあずやちを出すと、触り心地が変わってる。

ぐんなりと柔らかくなっていて、温かい。お香の箱のせいだ、と思うけど、それにしては、柔らかさがおかしい。

そうおもったら、やちの心臓が動いているような気がして、あわててギュっと抱きしめてやちの顔をのぞきこむと、目をあけて少し動きます。からだにうまく力は入らないみたいだけど、頭や手足を少し動かせるようです。

すぐそこに置いたままのあずを抱き上げると、あずも痩せた体のまま、かすかに首をもたげてくれました。

うれしくて、両腕に思いっきり抱きしめて、心からよかったよかった、と。

でも、どこかでこれは夢だと分かっているので、他の登場人物が現れるたびに、これが夢だと、嘘だとばれるんじゃないかと怖くも思っているのです。

朝、電話が鳴って夢からさめ、あずもやちもいなくなってしまいました。

このままじゃいけない。旅行にでも行ったほうがいいのかもしれません。

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