ペットロス

つらいだろうとは思っていました。

考えたくはなかったけれど、長生きしてくれたあずやち。
体の自由を奪われていたあずやち。

いつかはこうして別れるひが来る、それが近づいているのを日々感じていました。

でも、ここまで引きずることになるとは、分かっていたような、わかっていなかったような。

忘れたいとは思いませんが、思い出し、文字や言葉にするたびにメソメソしていたいとは思いません。

十分だったとは言えないけれど、できるだけのことを精いっぱいやったつもりです。それでも・・・・

世の中にペットロスというものがあるのは、子どもの頃から一緒だった先代のマルチーズを亡くした時に感じました。

私自身が若かったからか、その死があまり急だったからか、はたまた、死後にすぐ海外へ逃げ出してしまったからか、忘れることはできなかったけど、ここまでつらい思い出には縛られませんでした。

私は他人の誰かとあずやちの話をしたいとは思いません。ここで書くのが精いっぱい。

でも、ペットロスのために、通院治療する人がいるのも納得です。