２月２２日

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前日から様子がおかしいと思っていた。

なんだか血の様な痕が点々とあった前の日に気が付けば良かった。

２１日夜帰宅。

いつもの様に、チーが、『抱っこ、抱っこ！！』と甘えて来るので、『はいよ！』と抱えあげようとしたその時、ゾッとした・・・

しこりがあった・・・

前にマキが乳腺のガンにかかって命を落とした事が瞬時に思い起こされた！！

怖かった。

怖かったけど、確かめないと・・・

確かめてみると、なんと両方にしこりが・・・

そう、乳腺が張っていただけだった。

って事は・・・・？？？

何あんた、妊娠してるの！？

全然気が付かなかった・・・・

やたらと太ってきたし、ミーの残りのご飯を食べたり・・・

太り過ぎだから、ご飯を少な目にした矢先だった・・・・

そしてその夜、不可解な行動をとり始めた。

晩御飯食べたから、今夜は無いだろう・・・

犬は出産前、食事を摂らず、体温が低下したら出産の準備が始まるわけだが、チーは晩御飯を食べていた。

だけど、日が替わって２２日２時１０頃

ニャッ！！　の声で急いでチーの元へ

羊膜に包まれながらグルグル回る小さな命が・・

急いで押さえつけ、ヘソの尾を切り、興奮しているチーをなだめようと必死になった。
それは、初産によくある事だが、辛い思いをした親が、コイツのせいで・・・と、子供に攻撃をする親が居る事知っているため、実際怖かった・・・が、違った！
必死に、我が子を守ろうとしたその姿があった・・・。

１月に相次いで、失った命が今、蘇った気がした。