震災から一年を迎えるにあたり

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各月のペット日記

DILTZ さんのペット日記

震災から一年を迎えるにあたり
2012年03月09日 00:48
ペットカテゴリ : 鳥 > インコ・オウム > ルリコシボタンインコ
 普段はうちのヤツのことばかりですが、今回は少し真面目な話題で。
 震災の後、人間は行方不明者に関してはもうあきらめたという遺族の方が大半でしょう。現実としてはあきらめれられても、心情的にまだ自身の心の中に生きているという方もいるらしいです。
 震災で亡くなったのは人間だけでなく、ペットや家畜である牛や豚も被災したという事実、避難地域のそういう動物たちは救出することすらできず、そのまま餓死したり野生化したりという話です。
 もし生き延びても、放置された「元」ペットたちは極度の人間不信になるそうです。
 スーパーやデパートの展示コーナーってありますよね。少し前、ショッピング・ビルのそういう展示場で震災関連の展示がしてありました。テレビ東京系で以前放送していた「ペット大好き ポチたま」というのがあり、そこに出ていた松本なんとか(名前、失念しました。ごめんなさい)君は現在、ペット保護団体と共同で活動していると、その展示コーナーを見て知りました。
 その展示の一角に被災したペットたちを撮った写真集が置いてありました。それを見た時、不覚にも涙が止まりませんでした。海の砂か陸の泥かはわかりませんが、乾ききったどろにまみれて、穏やかな表情で横たわっている大型犬、一見したら眠っているのではと思ってしまいますが、現実は津波にあって溺死したのか、どこかにぶつかって亡くなったのか、それは判りませんが、とにかくその一枚の写真がすごいインパクトで心に入ってきました。
 犬、猫ももはや飼っている人にとっては家族同様、身内の人が死んだくらいのシッョクを飼い主の方は受けたに違いありません。
 今も警戒区域は立ち入り禁止、その中に取り残された家畜やペットたちは今、どうなっているのでしょう。現場に行って確かめようにも放射能の影響で特別な許可がないと行けないはず。人の捜索はとりあえず遺体の捜索に切り替わりましたが、圏内にはまだ「生きた」動物たちがいることを、ちょうど震災から一年という契機に胸に刻んでみてください。
 では最後に黙とうして。また次回。

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