あずやち さんのペット日記
目が見えないということ
2011年11月30日 21:19
ペットカテゴリ : 犬
続きです。
「やち」の目が見えなくなって、何が大変だったって、とにかく不安でしようがないらしく、私がそばにいないと落ち着かなくなってしまったこと。
相棒の「あず」がいても、他の家族でもダメ。
仕方なく、ずっと片腕に抱えて家事、膝に乗せて仕事。
モゾモゾし始めたら、トイレに連れていく。
食事はスプーンでひと匙ずつ。
いくら家にいるとは言っても、24時間体制でつきっきりはつらいし、現実問題として無理。
これではいかん!
体調が落ち着くとともに、リハビリ開始。
まず、寝ているすきや満腹時、トイレ後を狙って、少しずつ犬だけでいる時間を長くしていきました。
ウロウロ、ヒンヒンと泣いても、ある程度我慢。
掃除などしながら、通りがかりに頭をスルっと撫でたり、ちょっとマッサージしたり、小さなおやつをあげたりして、隣にはいなくとも、近くにはいると思わせる作戦。
時間はかかったし、やっぱりウロウロヒンヒンはするけれど、なんとか3時間程度のお留守番は可能になりました。
とは言え、トイレは、自力で行く場合、運よくたどり着けた時しか成功しないし、食事も自分だと、咀嚼している間にお茶碗のありかが分からなくなってクルクル回り始めます。
回れば回るほど、自分の位置も、回りとの位置関係も分からなくなって、混乱し、フラフラになるまで回り続けることに、、、
ついでに、耳も鼻もほとんど役をなさないので、いきなりヘレンケラーの世界。
4本足の動物だから歩けるけど、これが人間に起こったら大変ですよね。