あずやち さんのペット日記
16歳のデビュー
2011年11月15日 13:21
ペットカテゴリ : 犬
生後半年で里親になって以来、15年半。
度重なる引越や生活の変化の中で、ずーーーっと一緒に暮らしてきた「あず」と「やち」。
個人ブリーダーさん宅で生まれたマルチーズ。
新聞広告で里親募集を発見したその日のうちに車でかけつけました。
「あず」は生後半年とは思えないほど大柄で、たくさんの子犬が入ったサークルの中でもひときわ目立っていました。
いえいえ、大きさで、じゃなくて。そのうるささで。
フェンス越しにのぞきこむ私に向かってものすごい勢いで吠えまくってましたよ。ホント、あきれるくらいのけたたましさで。
「あー、この子が売れ残ってるのって仕方ないかも、、」
と思ってしまったのが最初の運のつき。
かまれるのを覚悟で、そっと手を差し出しだすと、一瞬吠えるのを忘れてニオイをかいでくれた。それが第二の運のつき。
「この子は丈夫なのが取り柄でねぇ」
というブリーダーさんの言葉がダメ押し。
ところが、帰りの助手席の段ボールの中には2頭のマルチーズが。
私に抱かれて、他犬のように大人しくなってしまった「あず」の里親手続きをしているブリーダーさんの膝に小さく丸まった物体。
それが「やち」。
「やち」は「あず」と同腹にも関わらず、その体は3分の1。近づけば後ずさり、手を出せば尾を丸めて逃げ出すようなコ。
「この子はね、あんまり体が弱くって、ほっとくと衰弱しちゃうから、ずっと膝で育ててるのよ」
「そ、、そうなんですか、、、」
「で、やっぱり、売れ残っちゃってねぇ、、、、」
決まり。2頭連れてかえるつもりなんてもちろんなかったんですよ!?
こうして、両極端な性格の2頭が私の家族になったわけです。
コメント
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15年以上も一緒だとすっかり家族ですし、身体がどんどん弱くなっていくにつれて、とても辛い気持ちになりますね。色々なこと日記に書いてくださってありがとうございますm(__)m
ペットブログってペット自慢の記事が多い中(それはそれで見ていて楽しいですが)、とても貴重な日記だと思います。
もっとたくさんの人がこの日記を見てくれるといいですね。
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