あずやち さんのペット日記
あず、ごめんね
2013年07月30日 22:08
昨夜半、あずが亡くなりました。17歳と11カ月でした。
引越し前からガクンと弱っているのは感じていました。水を飲む様子も休み休み、流し込む流動食を飲み込む力も弱ってきて、少しずつしか飲めなかった。
悲しい声で鳴く回数も増え、引越し前後でウロウロと動き回る私は抱っこならできても、あずは抱っこが苦しそう。時間を作っては座って膝に乗せてなでていると、つらそうな表情が落ち着いてくるのが分かりました。
もっと時間があったら。どうして、こんな時に引越し。
昨日の朝、なんとか飲み込んだ流動食。夕方までに少しずつほとんど全部もどしてしまいました。まったく消化できていませんでした。来る時が来たんだな。
水も飲み込むのが困難な様子で、ガーゼに含んだ水で口を濡らすと
時々舌でなめとるだけ。
どこか痛いのか、苦しいのか、かすれた悲鳴が続いてつらかった。
病院へ連れていく間に弱ってしまうのは分かりきっていたのと、体力的にもたぶんその夜が境目だと感じたので、出来るだけ、膝に乗せ、一緒に過ごすようにしていました。
夜がきて、呼吸は乱れていないけれど、鼓動が激しく、心臓もいっぱいいっぱいな様子。体は熱を持っていました。
「もう、十分頑張ったから、早く楽になれるといいね」
そう思いながら、ずっと撫でて過ごしました。
真夜中、何を感じたのか? 家族から電話が入り、「あずは大丈夫?」と聞かれました。「苦しんでるよ」。何も見えない目を大きく開けて、口をゆがめている様子は見ていてつらかった。でも、あずはもっとつらかったはず。
そんな会話をしながらもあずをあやし、やっと落ち着いた様子で寝たのを見て、私も2時間ほどウトウトと寝てしまいました。ふっと眼を覚ました時には、あずはもう息をしていませんでした。
私が寝かしつけた姿のまま。まだ体も暖かく柔らかく、ウソみたいでした。最後の瞬間に抱っこしてあげられなかったのがとっても悲しくて、申し訳ないけれど、あずの様子から、たぶん大きな苦しみはなく旅立ったと思います。
しばらく、茫然と抱きしめてるばかりでした。