やちもごめん。

お骨になったあずは寝室の隅で静か。

でもやちがいる。毎日の生活もある。泣いたり寝たり思い出に浸ってばかりはいられない。

引っ越したばかりの部屋には、あずが楽しそうにしていた思い出がなくて、あっちを見てもこっちを見ても、ダラリと寝ているあずの姿や苦しんでいるあずの姿ばかりが思い出されます。

置き畳みをしいて、お気に入りのクッションや毛布を出せたのは、あずが亡くなった数日後のこと。

ウロウロと落ち着きなく、それでも少しずつ新しい家に馴染んでいくやちを見ていると、あずにもここでゆっくりとくつろいでもらいたかったな・・・と思わずにはいられません。

人も犬も看とるのは初めてじゃないのに、今回は本当にこたえました。

放置されぎみだったやちをかまって過ごす毎日です。