捕獲する前にじっくりと観察

滝つぼの話題を引っ張って、

緑の蛇は、実は時折あちらこちらで見かけます。主に湿った生垣や岩場みたいなところの隙間から隙間へと移動していることが多いようです。

スルスルともちろん音を立てずに縦にも横にも下にも上にもなめらかな動きでそのキレイな緑の体を滑らせていきます。

特に蛇好きなわけではないけれど、ついついじ～っと観察してしまうのです。

と書いていて気付いたのですが、どうやら、観察が好きなようです、私は。

滝つぼや小川に行けば、疲れた足や火照った体を冷やすよりも先に、ついつい小石の下に隠れる蟹や沈んだ枯れ葉に隠れたつもりだけど触覚が見えているエビなどをじ～っとみているのが好き。

蛇は子供の頃に山遊びをよくした影響で怖くはなく、たぶんつかもうとおもえばつかめます、いまでも。もちろん、専門的な知識を持っているわけではないので、やたらとは触らなくなりました、大人になってからは。

子供の頃はなんでも触って確認、捕まえてから観察だったような。

捕まえる前に観察するようになった分だけ、ちょっと大人になったのかな、なんて思ったりして。