鎮静しすぎたやち

予約の時間は4時。久しぶりに訪れたので、獣医さんはやちの様子をみながら質問をどんどんと繰り出してきます。

この辺りではやちが最高齢患畜らしいのです。この子は何をどうやって食べるか、どの程度動けるか、トイレはどうしているかなどなど、、、日常生活の様子を事細かく質問されました。

気管支炎は1年ほど前にかかったのと症状がそっくりなので、残っていた期間拡張薬を飲ませること、プラス、鎮静剤をいただくことに。

咳が激しすぎて、体力を消耗してしまうのを防ぐための処置。

フリースの毛布でグルグル巻きにしていきました。暖かくしていったし、タクシーで行ったし、ほとんど待たなかった、、、けど、咳はかなり激しい感じ。

確かにこの咳を私がこれだけの時間し続けたら、倒れてると思う。

でも、やちは鎮静剤や麻酔などにすごく過敏で、精神異常になってしまうので、その点をお願いし、まずは皮下注射で鎮静。

無事、診察を終え、支払いを待っていると、やちの様子が変！？

グッタリと膝で伸び、ヒャイヒャイとか細く悲鳴を上げ続けます。
薬が効いてるせい？副作用？？？

あわてて、獣医さんの診察室のドアをノックして問いただすと、鎮静効果がでているせいだとのこと。そして、やちの体重と年齢から最少量を注射したので、1.2時間程度でさめてしまうから、続けて服薬するようにとの指示をいただいて帰りました。

帰りの車の中でも叫び続けるやち。家に帰り、夜になっても叫び続けています。ほんの一瞬ウトっとしてもすぐに叫びだし、抱っこしていても暴れるのでなすすべなし。

1.2時間どころか、半日たっても変わらないので、鎮静剤をプラスして服用させ、様子を見ました。

結局日付が変わり、そろそろと夜が明ける頃まで、狂ったままでした・・・

朝になって、疲れ果てたのか、いい加減薬がきれたのかきいたのか、やっと眠ってくれたやち。

疲れたよね～、つらかったよね～、わたしもだよ。

見えない目を見開いて、舌をたらし、ギャインギャインと叫ぶやちは、あずの最期の姿にも似ていて、とてもつらかったです。