匙加減の難しさ

咳止めハーバル薬、効いてきているようなきがする・・・と書いたばかりですが、やちが咳の発作に襲われました。

朝から喉を鳴らしてヒーヒーケヒンと咳こみます。激しくはないけれど、しつこい。

ハーブの水割りを飲ませたり加湿して様子を見ても治まらないので、久しぶりにお薬の出番。

かなりきつい薬なので、極力控えめに少なめに、を心がけていますが、年寄りを長く苦しませると体力や気力の落ち込みにもつながりかねないので、やや早めに対処。

ハーブを計るのと同じ細いシリンダーで0.05mlほど取り出して水で割って飲ませます。

量はその時々で加減。
久しぶりだったので、少なめにスタート。

飲んで30分としないうちに咳は治まり、その代わり少し様子がおかしくなりました。

この薬は効くんです。でも、いろんな副作用があるので目が離せません。

スト～ンっと眠りに入ってくれるときは良いのですが、じっとしていられない様子でイライライラと動き回ることもあるし、少し暴れることもあります。

この日は、グルグルグルグルと回転したり、いつもだったら行かないようなところまでフラフラと歩いて行って戻ってこれなくなったり、と落ち着きをなくし、寝付くまでに1時間近くかかりました。抱き上げても暴れるので、抱いては下ろし、ウロウロしては抱く、の繰り返し。

ターミナルケアーっていうのかな、、、咳の原因を治療するのではなく、症状を緩和してライフクオリティを保つのが目的。

正直、匙加減が難しいです。でも、状況判断はそばにいる私が一番確かなはず。他に代わってくれる人がいるわけじゃないので、よく観察しながら対処してきたいと思います。