あず1

疲れが腰に出て、情けない状態の飼い主。

あずやちはというと、

あずは寝たきり。時々悲しいかすれた小声の悲鳴をあげて私を呼びます。理由はさまざま。寝がえりがうてず、体のどこかが痛い時、喉が渇いた時、さびしい時、そして、トイレに行きたい時。

この状態になったのは、引越し日の少し前。

それまでも自力で食餌はできなくなっていましたが、フラフラながら自力で立ち上がり歩くこともできていました。だから、寝ていても、自分でトイレに行くことはできたわけ。

でも、その頃から急に弱り、いくら食べさせても痩せるばかり。これ以上どこを痩せる？と思うほど骨と皮だけなのに、さらに口の周りや目元の肉もそげ落ち、面変わりしてしまいました。

無理やり流動食を飲ませているから、生きてくれているだけ。

本犬に食べる意志がもうほとんどない、ひょっとしたら、今の状態はあずにとって苦しいのかな？ と思ったりもしますが、意識がないわけではなく、ちゃんと家族を認識して意思表示ができるので、放置できない。

できることはやっぱりしたくなってしまうのです。

続く・・・