Bouvier des Flandres
ブービエ・デ・フランダース
ブービエ・デ・フランダースの特性や飼い方
温和で優しい力持ち
60~70cm |
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27~40kg | |||||||||
ベルギー・フランス |
ベルギーとフランスにまたがるフランダース地方が原産。当地の牛飼いたちが、家畜の群れを統制するために優れた知性や大きな体躯の犬を交配して作出した。牧畜犬や運搬犬として活躍したが、機械の発達とともにそれらの用途がなくなったが、犬種としてのクオリティーは現代にも受け継がれており、牧場や農場の番犬、警察犬としても活躍している。
飼い主に対して甘えん坊になるなど、性格は本当に優しい平和主義者。その半面、いざ仕事に向かうときには目は輝きを見せ、その知性や活力のもと、分別のある行動をとる。頑固な一面もあるため、理不尽な要求には応えない。そのためトレーニングは容易とは言えないが、信頼関係が築けていれば教えることをどんどん吸収していく学習能力の高さはある。
もともと牧畜犬だったために、重労働にも耐える体力の持ち主。そのため、朝晩60分以上の散歩は欠かせず、運動不足によってストレスを溜めたり肥満にならないように注意したい。散歩中に軽くジョギングする時間を取り入れても良いが、その際には、巨体をコントロールするトレーニングが前提となることを忘れずに。
被毛は固く縮れており、抜け毛をそのままにしておくと毛玉になりやすいので要注意。定期的にブラッシングをして、美しいパーマネントヘアを保持してあげたい。