Afghan Hound
アフガン・ハウンド
アフガン・ハウンドの特性や飼い方
古代犬
65~74cm |
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23~27kg | |||||||||
アフガニスタン |
アフガン・ハウンドの歴史は古い。イギリスで飼育され始めたのは19世紀後半になってからだが、原産国のアフガニスタンではかなり昔から遊牧民に猟犬として飼われていた。また、古代エジプトの遺跡から本種によく似た犬が描かれた工芸品が出土したり、旧約聖書にある「ノアの箱舟」の中にも登場したりしている。
アフガン・ハウンドの性格は、のんびりマイペース。周囲の出来事にあまり関心を示さず我が道を行くので、しつけるのには根気が必要である。また、もともとは淡白な性格なのに、繊細で神経質な面があり長時間ひとりぼっちにしておくと元気がなくなってしまうことも。適度な距離感を保つのが慣れるまで難しいかもしれない。
全身を覆う豊かな被毛は、すぐに毛玉ができてしまうなど美しさを保つのが難しい。毎日丁寧にブラッシング等のケアをし、定期的にプロの手を借りトリミングするとよい。
大型犬なので運動量は多く、散歩は毎日朝夕に各1時程度してあげたい。また、アフガン・ハウンドを散歩させる際は、猟犬の血が騒いで小さな犬など他の生き物に対して攻撃をしかけることもあるので注意したい。