Rhodesian Ridgeback
ローデシアン・リッジバック
ローデシアン・リッジバックの特性や飼い方
逆毛の紋章が美しい猟犬
60~70cm |
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30~35kg | |||||||||
アフリカ南部 |
“リッジ(逆毛)”の名の通り、背中の逆毛がローデシアン・リッジバックの特徴だ。左右対称で、尻に向かって先細っていく様は、さながら紋章のように美しい。
もともとは南アフリカのホッテントット族が飼育していた猟犬で、マスティフやポインターなどを交配して出来た、アフリカ南部を原産とする唯一の公認犬種。19世紀後半にはライオンをハントする猟犬として活躍していた。
動きは俊敏な半面、何時間でも続けて獲物を追い立てる忍耐強さがある。かといって決して攻撃的ではなく、性格はむしろのんびりとした平和主義者。見知らぬものに吠え立てたりもせず、無関心に過ごす場合も多い。知的で飼い主に忠実という側面からも、家庭犬として非常に飼いやすいと言えよう。
ただし、日々の運動には相応の覚悟が必要。ライオンを追い詰めるほどのスピードと持久力を有しているため、ただ散歩するだけでは満足させることはできない。自転車で伴奏して走らせたり、ドッグランを活用するなど、相当量の運動をさせないとストレスを与えかねないので注意が必要だ。