Mustela putorius furo
フェレット
フェレットの特性や飼い方
人気のフェレットを詳しく
35~50cm メスのほうがやや小さい |
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0.6~2.5kg | |||||
フェレットは以前、狩りやネズミ退治、電線やケーブルの配線を手伝わせるために重宝されてきた。しかし最近では去勢・避妊・臭腺の手術がなされ、ペットとしての人気が高まってきている。
フェレットは毛色から色々な種類に分けられ、それぞれに名称がつけられている。また、同じ種類を指している場合でも地域によって呼び名が違う場合もある。最もポピュラーでペットショップで多く見られるのが「セーブル」という品種で、毛色は黒~茶色~クリーム色で構成されている。
フェレットは人間にもなつきやすく、賢いためトイレのしつけや芸などもできるようになる。また、活発で好奇心が強く、大人になっても遊びが大好きで、ペットとして理想的な面を持っている。しかし、フェレットは生殖腺がとても臭うため、去勢・避妊・臭腺の手術が済んでいるかを確認することが大事。個人繁殖などで臭腺の手術がされていないまま譲りうけて、臭いに耐えることができず処分してしまうなどのケースは絶対に避けたい。
また、飼育する際の注意点としては、フェレットは穴や狭いところに好んで入り込んでしまうことである。ファンや配線、暖房の配管、ソファーや布団の隙間などに注意が必要。
そして、フェレットには汗腺がないため暑さに弱く、28度以下に室温を保つように温度調節にも気を配る。
フェレットは水をたくさん飲むのでウォーターボトルには常に水をきらさないように。フェレットが口を開けているとのどが渇いているサイン。
フェレットの食べ物には栄養のバランスなどにすぐれているフェレットフードを与える。また、フェレットは肉類を好むのでたまに加熱した肉を与えるのもよい。与えてはいけない食べ物はドッグフードやミルク、チョコレートやタマネギなどで、フェレットが中毒をおこしてしまうため近くに置かないように。