Bengalese
ジュウシマツ
ジュウシマツの特性や飼い方
穏やかな仲良し鳥
10~12cm |
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13~15g | |||||
野生種は無し |
十姉妹(ジュウシマツ)の名前の由来は、何十羽もの親子姉妹が仲良く一緒に暮らせることからついた。
ジュウシマツに野生種は存在せず、原種とされる東南アジア産のコシジロキンパラをヒトの手によって改良したものである。
尾が長く、まっすぐなくちばしを持ち、くちばし、羽毛、足の色は多様でバリエーションに富んでいる。
性質はおとなしく、丈夫で非常に飼いやすく、鳥飼育初心者にも向いて人気である。
ジュウシマツは繁殖もさせやすく、子育ても上手なため、繁殖の難しい種類の鳥を「仮母」としても育ててくれることからも重宝される。
ジュウシマツの種類は以下に分かれる。
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並ジュウシマツ
ポピュラーなジュウシマツで、白地に黒や黄褐色の模様がある。
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小斑ジュウシマツ
並ジュウシマツよりも白地部分が多く、頭や背など一部に黒色の斑模様がある。
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一色ジュウシマツ
並ジュウシマツから白い斑がなくなったもので、原種のコシジロキンパラに近い格好。羽彩は多様で、黒、薄黒(灰色)、ハバナ(こげ茶色・くちばし黒)、茶(赤みがかった茶色・くちばし肌色)などに分類される。
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白ジュウシマツ
全身白一色のジュウシマツ。
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芸物ジュウシマツ
梵天(頭の羽毛が逆立っているもの)、千代田(胸の羽毛が逆立っているもの)、中納言(後頭部の羽毛が逆立っているもの)、大納言(頭の周りと胸の羽毛が巻き上がっているもの)、キング(全身の羽毛が巻き上がっているもの)に分類される。