Old English Sheepdog
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
オールド・イングリッシュ・シープドッグの特性や飼い方
モフモフのやんちゃ坊主
53cm以上 |
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30kg | |||||||||
イギリス |
オールド・イングリッシュ・シープドッグは、ボリュームのあるモフモフとした被毛がチャームポイント。この被毛は風雨に強く、牧羊犬や作業犬として重宝された。こうした作業に従事した犬は免税対象になったため、尾を切って区別したことから別名「ボブ・テイル」とも呼ばれている。今はヨーロッパで断尾が禁止されているため、尾の長い個体も多い。
明るくて友好的な性格だが、いたずら好きでワガママなところがたまにキズ。そこがこの犬の魅力とも言えるが、大きな体であるが故に家族や他人に想定外の事故をもたらすことも。また、短気な一面もあり、トレーニングするのは容易ではないが、人に飛びかからないようにするなどの基本的な訓練が必要。
吠え声は独特で、深く、よく響く。一度、成犬の声を聴いてみて、飼育できる住宅環境かどうか再考してみよう。
被毛の手入れは、元がドライでフワフワした質感なので、さほど手間はかからない。コームなどでの適度なブラッシングでOK。目にかかる長い被毛は愛くるしい表情に一役買っているのだが、眼疾患を予防するためにも、ゴムで緩く結んでおきたい。また、口周りの白い毛が汚れやすいので、食事の後は丁寧に拭いて着色を和らげてあげよう。
散歩は毎日朝夕60分ずつがベスト。運動量が足りていれば、イタズラする元気は残らないはず。問題行動防止のためにも、毎日2時間は確保したい。