錦鯉：変わりもの（変わりもの）

変わり物はどの品種にも属さない一品物。

あくまで一品物になるため生産が難しく、変わり物の生産を試みても採算は合わない。選別時に変わった感じのする個体を見逃さない選別眼が必要。

変わり物の上物は御三家の上物と匹敵するほど高価で取り引きされる場合がある。変わり物は様々な品種から出現するため、そのタイプも様々。

世界に１匹しかいない変わり鯉の逸品は錦鯉の愛好家の方にとっては本当に魅力的だが、変わり鯉の逸品物との出会いは御三家の逸品物と出会うよりも確立が低いかもしれない。

もし、鯉ハントに出かけたときに変わり物の逸品が泳いでいても、興奮してすぐに買いに掛からず、しばらく様子を見ましょう。変わり物は品評会でお披露目してこそ注目を浴びますので、品評会でその魅力を見せる必要がある。

変わり物は、鱗目や色合いの混交などの微妙な変化が大切。墨（黒色）はメラニン色素が深く関係しているため、水温や水質などの環境によって変化してしまう。青色系（藍色など）は墨（黒色）のチンダル現象によるものなので、墨（黒色）と同様に変化をする場合があるため注意が必要。

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