Dogo Argentino
ドゴ・アルヘンティーノ
ドゴ・アルヘンティーノの特性や飼い方
超上級者向けの大型犬
61~69cm |
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36~45kg | |||||||||
アルゼンチン |
勇猛な外見からも分かる通り、グレートデーンやボクサー、ブルドッグなどの異種間によって交配され、1928年に誕生したドゴ・アルヘンティーノ。アルゼンチンのアントニオ・N・マルチネス博士によって「猟犬や番犬として優れた犬種を」という目的から作出された。
誕生した当初は闘犬として人気を誇っていたが、その勇敢さがときに凶暴とみなされ、イギリスでは危険犬種に指定。許可なく輸入・販売・飼育することが禁じられている。それほど、飼育に関しては注意が必要だ。
優れた猟犬や番犬に見られるように、性格は素直で控えめ、そして友好的。その半面、プライドが高く、気に入らないことには一切服従しないため、トレーニングは非常に難しい。強いリーダーシップをもって毅然とした態度で接しないと制御できず、制御できなかった場合に大事故を起こす危険性も鑑みると、いかに大型犬に精通している人でも飼育は困難と言わざるを得ない。
現在、ジャパン・ケネルクラブに登録されているドゴ・アルヘンティーノはほんの数頭。今後も一般家庭で飼育されることは考えにくいが、参考までに飼育のポイントを。犬種の特性上、豊富な運動量が必要で、最低でも1日に2時間以上の散歩が必要。純白の被毛は短く密生しており、獣毛ブラシなどで軽くマッサージするような感覚でブラッシングする程度で充分だ。