Newfoundland
ニューファンドランド
ニューファンドランドの特性や飼い方
優しく賢い理想の家庭犬
66~71cm |
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45~68kg | |||||||||
カナダ(ニューファンドランド島) |
カナダのニューファンドランド島が原産で、先祖犬はマスティフと言われている。古くは漁に出た網や船を引いて人間に仕えていたが、現在は海難救助犬として活躍。足に水かき用の膜があるほどで、泳ぎにかけて右に出る犬はいない。原産地や特性を鑑みても、厳しい環境やストレスへの耐性が高いことは瞭然である。
その表情から、温和な性格が見て取れる。飼い主はもちろん、飼い主以外の人間にもフレンドリーで、優しく穏やかに接することで有名だ。同時に自立心も兼ね備えているため、甘えん坊で一人では何もできないというわけでもない。判断力に優れており、自らの立場や環境を理解して行動する賢明な犬だ。
遊ぶことが大好きな半面、運動欲求は高くはない。日々の散歩は必須だが、激しい運動の必要はなく、適度に歩かせれば充分だ。ただし、夏場の散歩には要注意。原産国がカナダということもあり、暑さには非常に弱い。散歩は涼しく、日が落ちた時間帯を選び、室内ではエアコンで温度調節をする必要がある。
その巨体のために、室内での飼育にはかなりのスペースが必要となる。子犬期にはやんちゃに走り回ることがあるので、のびのびと過ごせる空間を用意してあげたい。また、かなりよだれが出るので、室内を汚さないためによだれかけは必需品となる。