ノルウェジアン・エルクハウンド

現在はノルウェーの国犬である中型犬。名前にある「エルク」とは、２～３メートルにもなる巨大なシカのこと。北欧において、このシカを狩る際に同伴し、活躍していたのがこのノルウェジアン・エルクハウンドだ。そのため、がっちりとした筋肉質の体をしており、小さなオオカミのような外見。
狩りで重宝されるほど嗅覚等の感覚が鋭く、注意力や状況判断力もある。気が強いが、とても賢い犬種なので、きちんを訓練をすればすぐそれに応えてくれる。冷静で警戒心が強いので番犬としても有能である。警戒心の強さから多少の人見知りをするが、飼い主やその家族には非常によくなついて忠実である。
タフで運動量が多いので、散歩は多めに一日朝夕40分以上してあげたい。引き運動のほかに、安全な場所での自由運動も行ってあげると良い。寒い地方の出身なので、寒さには強く、雪国でも安心して飼うことができる。