Bearded Collie
ビアデッド・コリー
ビアデッド・コリーの特性や飼い方
口ひげがキュートな牧羊犬
51~56cm |
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18~27kg | |||||||||
イギリス(スコットランド) |
ビアデッド・コリーは、ポーランド原産のポリッシュ・ローランド・シープドッグが祖先とされる牧羊犬。「長いひげのコリー」という名前の通り、むくむくとした愛らしい容姿と、雨や霧に強い優秀な牧羊犬として、何世紀にも渡りスコットランドで飼育されてきた。
若い時期はやんちゃでハイパワーだが、友好的な性格で子どもにも優しい。落ち着きが出始めると、家族に対して深い愛情を見せるようになり、とても甘えるように。一方で、状況判断の能力が高いため、家族と信頼関係が築けていればワガママには育たない。「知的な甘えんぼう」という、バランスの取れた家庭犬だと言える。
チャームポイントのひげからも分かるように、被毛のケアは欠かせない。長い上毛はもつれないようにコームで梳き、ボリュームのある下毛は長いピンのブラシで奥まで届くように手入れする。長さも量もあるため、様々な道具を駆使して小まめなブラッシングを心がけたい。
散歩は朝夕各1時間ずつでも長過ぎないほど活発。もし毎日、充分な時間が取れない場合は、途中で一緒に走ったり、定期的にドッグランを利用するなど、運動内容を濃くする工夫が必要。身体は引き締まっているが、牧羊犬本来の豊富な活動量を満たすために、運動の時間は大切にしてあげたい。