ハムスターの飼い方
ハムスターは単独飼育が基本
初めてハムスターを飼うのなら1匹から飼育することをお勧めします。種類によっては同じケージにいれてもケンカをしない場合もありますが、相性が合わない場合はストレスで病気になったり、ケンカで怪我をすることもあります。ゴールデンハムスターはとくに縄張り意識が強いので、同じケージで飼うと必ずと言って良いほどケンカが起こります。また、オスとメスを一緒に飼うとどんどん子供ができてしまうので、計画的な繁殖が大事になります。
遊び道具は回し車が最適
ハムスターは遊び好きなので、ケージには回し車を入れてあげましょう。回し車は運動不足解消にもなるので最適な遊び道具です。走っているときにえびぞりになったり、外に落ちてしまうような小さなものは避けて、体より大きめのものを設置してあげてください。
与えてはいけない食べ物
ハムスターが美味しそうに食べているものでも、体に悪いものも多くあります。例えば、ネギ類、ニラ、、ニンニク、アスパラガス、生の豆類、ドングリ、トマト(葉と茎)、アボガド、サクランボ、モモ、ビワ、ウメ、ゴボウ、レンコン、ジャガイモ(芽と皮)、生のほうれん草、香辛料類、チョコレート、ケーキ、お茶類、生卵などがあげられます。これらの食品を与えたり、ハムスターの近くに置かないようにしてください。
健康管理
たまにはハムスターを部屋のなかで自由に散歩させてあげたいところですが、家具の隙間や配管、害虫駆除剤、人間の食べ物など、危険なものや危険な場所には十分気を配る必要があります。
ハムスターは、太ると病気になりやすくなるため、日頃の管理が大切。ヒマワリの種やナッツ類などはカロリーが高いため、1日2・3粒程度に抑えてください。主食には野菜やペレットを体重の5~10%程度、栄養のバランスに気をつけて与えます。水分の多いものは下痢・軟便になる場合があるので、与え過ぎに注意しましょう。
ハムスターは湿度に弱く、除湿対策などで飼育環境に気をつけること。室温は18~25℃に保ってあげましょう。また、かまい過ぎたり、必要以上にケージに手を入れたりするとハムスターのストレスになるので注意してください。
ハムスターの病気は進行が早くて、気づいたときには症状が進行してしまっていることが多いようです。日頃から体重を計ってあげたり、軽く体をさわってチェックするなどして気を配ってあげてください。