飼い方・まめ知識

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ペットとの旅行計画

ペットと泊まる宿・ホテルの選び方


ペット同伴可能な宿泊施設には、ペット同伴の宿泊客の割合がほとんどの施設もあれば、ペット連れでない一般の宿泊客の割合が多い施設もあります。形態もホテルやペンション、貸し別荘やキャンプ場などさまざまです。設備や規則(ペット同伴で入れる施設など)も宿によって異なりますので事前によく確認しておきましょう。小型犬のみ宿泊できる場合や、逆に犬連れでないと宿泊できないなどはじめから制限を設けている施設もあります。犬の宿泊費は無料の施設もあれば、有料の施設もあり、その場合は1頭あたり平均1000円~2000円(1泊につき)ほどかかります。一人で部屋に置いておけない犬の場合は宿泊施設内を一緒に連れて行動できるタイプがおすすめです。他の犬を見ると吠えてしまう犬にはコテージのような独立した施設が適しているでしょう。まずは愛犬の性格やしつけの段階によってどんな宿が合っているか考えてみましょう。

宿泊先での注意事項を確認する


好みの宿泊先が見つかったら、次は施設側が提示しているルールの確認をしましょう。愛犬と同じ部屋に宿泊できる施設でもベッドの上には乗せない、食堂にはペットは入れないといった細かなルールがあります。せっかくだから旅先では愛犬にも宿の食事を食べさせたいといった希望も事前に相談してみましょう。

さまざまな移動手段


旅行と一言で言っても、さまざまな移動手段があります。愛犬の性格を考慮し、無理のない方法を選ぶようにしましょう。


ペット連れの多くが利用するもっともポピュラーな移動手段です。動物が苦手な人がいた場合でも、愛犬が吠えてしまっても、車の中なら安心です。休憩も飼い主さんの意思で自由にとることができるため、愛犬の状態に合わせて移動することが可能です。

電車


愛犬との旅行に電車を利用するには、手荷物料金を払えば乗車することができます。しかし小型犬のみで、大型犬は盲導犬や聴導犬など補助犬以外は乗車することができません。そして電車の中はペット連れでない乗客がほとんどを占めていますのでより一層のマナーを求められます。トイレをさせておくこと、水を飲ませておくことは事前にすませておきましょう。一度改札の中に入った後は、ペットはクレート(ゲージ)から出してはいけません。吠え癖のある犬の場合は電車を利用しての旅行はあまりおすすめできません。

飛行機


ペットは手荷物扱いとされるため、クレート(ゲージ)に入れられた後は生き物専用の貨物室に預ける事になります。特に予約も必要ありません。飛行機を利用するには長時間飼い主と離れていることができなければなりません。飛行機は高度の影響からでペットによっては健康を害してしまう可能性もあります。老犬や、心臓疾患のある犬は控えた方がよいでしょう。事前にかかりつけの動物病院に相談してください。各航空会社によって料金や対応が異なりますので、利用の際は事前に各社へ問い合わせてください。


愛犬との船旅で一番気をつけたいことは、船酔いを含むペットの体調についてです。というのも、船(フェリー)上ではペットを自由に出すことはできません。小型犬や中型犬の場合はクレート(ゲージ)の中に入れて船内に連れて行くことができますが大型犬の場合はクレートに入れたまま車中に置いておかなければなりません。乗船時間にもよりますが、短い時間(1~2時間以内)でしたらまだしも、まる1日近い乗船はできるだけ避けてください。ペットが体調を崩す要因になりかねません。乗船前はできるだけ散歩を多く行い、排泄をさせてたっぷり水を飲ませてあげましょう。利用の際は各フェリー会社にペット同伴の乗船について問い合わせてください。






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