飼い方・まめ知識

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旅先でのマナー

周囲へのマナーが大切


ペット連れの旅行で、ペットに関する利用上のルールを守ることはとても大切です。きちんとマナーを守っている飼い主さんの一方で、マナーを守れない一部の飼い主さんのためにせっかくのペット同伴可の宿泊施設が、ペットの利用を制限もしくは中止してしまうこともあります。飼い主さんの行動が外部から見たペットへの印象を決めてしまいます。周囲への配慮ができるからこそ、愛犬の事を大切に想っていると言えるのではないでしょうか。

そしてペット可であっても、どこでも何をしても自由にしていい、というわけではありません。粗相をした時は飼い主が責任を持ってすぐに片づけ、トイレマナーが十分でなはない場合は施設を利用する前にきちんとしつけを行い、それでも心配な時はマナーパンツをつける。ことをおすすめします。基本的なしつけ(待て・座れ・無駄吠えをしない)をしておくのもマナーです。旅行のためだけでなく、普段から練習しておくようにしておきましょう

これをやったらマナー違反


ドッグカフェなどの公共の施設では、椅子やテーブルの上に犬を乗せる事はマナー違反です。さらに人間用の食事を与えることはペットの体にもよくありませんし、人間用のお皿にペットが口をつけるのを見て他の利用客に不快な思いをさせかねません。

日常生活の中でのしつけが大切ですが、何よりも飼い主さんの心がけが大切です。公共のスペースではできるだけリードは短く持ちいつでもすぐに犬をそばに引き寄せられるようにしておきましょう。旅行中は予想ができないトラブルが多いため、比較的コントロールのしやすい通常のリードを使用するか場面に応じて使い分けるようにしましょう。

そして旅行だけでなく近隣への外出もそうですが、メス犬のヒート中(発情)の旅行は極力控えましょう。他の犬を刺激してしまい、トラブルの元になりかねません。宿泊施設やそれ以外のペット同伴可能な施設でも、ヒート中はお断りというところもあります。

狂犬病などの予防接種を受けていない事も一番問題視されているマナー違反です。狂犬病予防は法律で飼い主の義務とされている事ですので、忘れずに必ず毎年接種してください。マナーを守り、より安全で快適な旅行を楽しみましょう。

上級マナー


ペットとのお出かけに大活躍する3つのアイテム「ブランケット・粘着ローラー(コロコロ)・消臭スプレー」は普段から携帯しておくととても便利です。ブランケットは、客室内はもちろんのこと近隣のドッグカフェなどを利用する時に犬を座らせる場所に敷くようにすると汚れがつくことや抜け毛落下予防にもなります。

粘着ローラーはお店を出る時に利用した場所(ソファやクッションなど)にサッとかけるだけで次の利用者が気持ちよく利用することができます。消臭スプレーも同様ですが、周囲に人がいないことを確認してから利用するようにしましょう。(飲食店の場合利用は避ける)

マナーを守ることができる飼い主さんのおかげでペットの社会的な地位も向上します。結果、ペットと飼い主さんにとって住みやすい社会作りになります。そのためにも飼い主さん一人ひとりの心がけを大切にしましょう。






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