安全快適な散歩のためのグッズ選び
愛犬の健康のために必ず必要なのが、毎日の散歩です。中型〜大型犬はもちろん、たとえ室内飼いの小型犬でも、適度な運動は肥満防止やストレス解消につながります。
散歩は毎日のことだから、犬も飼い主も快適な時間にしたい。そのためのグッズの数々をご紹介します。
首輪選び
散歩時に欠かせないアイテムのひとつが首輪です。大きさはもちろん、布製や革製など様々な種類の首輪が市販されていますが、犬の体の大きさに応じて選ぶと良いでしょう。
だいたい人間の指が1〜2本入る程度の大きさのものを選ぶのがベスト。それより緩すぎると、逆に皮膚と首輪が擦れて傷になってしまったり、散歩中に首からスポッと抜けてしまうこともあります。大型犬には、頑丈で太めの首輪を選ぶと良いですね。
引っ張りグセがある犬には、しつけも兼ねたチョーク式の首輪があります。これは、犬がリードを強く引いたときに、首輪を締め付けて警告するというものです。
また、吠えグセがある犬には、パイプ式の首輪もあります。これは、犬の吠え声を感知すると自動的に首輪が震え、その不快感によって犬が吠えるのを止めるようになるものです。
ハーネス&リード選び
首輪抜けを防ぐために有効なのがハーネス(胴輪)で、これにリードを付けて散歩させるのが理想です。しかし、主にサイズを見れば良い首輪と違って、この2つは実際に使ってみないと犬に合っているかどうか分かりづらい面もあります。
「動きづらそう」「苦しそう」といった感じが見られたら、他の種類のものを試すようにしてください。犬が散歩嫌いになってしまったら元も子もありませんからね。
ハーネスにもしつけ用のものがあります。リードを引くとハーネスが締め付けるようなつくりになっており、引っ張りグセを強制することができるのです。
服を着せるにも理由がある!?
華やかで可愛らしい犬用の服もたくさんありますが、決してオシャレだけのためにあるのではありません。
人間にとっても、服はオシャレのためだけでなく、外気から身を守るためのもの。それと同じで、ホコリや汚れから身を守ると同時に、暑さ・寒さを防いで風邪などを予防できるのです。
夜の散歩時にはライトを
ライトが必要なのは、犬や飼い主が前方を見るためではなく、周りに「犬を散歩させている人がいる」と認識してもらうためです。
ライト自体も市販されていますし、首輪やハーネス・リードに蛍光塗料が付いているものもあります。昼用と夜用とで使い分けるのも良いですね。