飼い方・まめ知識

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ハムスターの病気

ハムスターの病気


ハムスターには病気を隠そうとする野生の名残があります。その小さな体故に、なかなか些細な変化に気づけないこともあります。ここでは、ハムスターがかかりやすい病気と、どうすれば予防できるのかをみていきましょう。

不正咬合


歯のかみ合わせがズレて、うまく食事ができなくなる病気です。そのために痩せてしまったり、口が閉まらなくてヨダレを垂らすこともあります。

先天的な個体もいますが、多くはケージの金網のかじり過ぎが原因です。金網が縦網だと体を横にして噛むため、歯の付け根に不自然な力がかかって曲がってしまいます。横網タイプのケージを選ぶとよいでしょう。

また、歯根の健康のために殻付のエン麦やピスタチオなど硬い食物を時折与えるのも効果的ですよ。

ウェットテイル(下痢)


おしりやしっぽが濡れていたり、水のような便をしていたら、細菌性かストレス性の下痢が疑われます。下痢はハムスターの命に関わります。すぐに病院へ連れて行きましょう。

予防はこまめな掃除です。常に新鮮な食物と水をあげて、給水ボトルと食器も毎日洗いましょう。床材や巣材、トイレ砂の汚れた部分も毎日取り除きます。特に梅雨時は1週間に1度はケージを丸ごと掃除します。安全性の高い洗剤や漂白剤、熱湯消毒などでしっかり殺菌処理します。完全に乾いてから床材などを戻しましょう。

ストレスを溜めないためには、リラックスできる環境を作ってあげることです。ケージが狭すぎないか、近くにTVがないか、同じ部屋に猫や犬などがいないか、十分配慮してあげましょう。

腸閉塞


便の量がいきなり減ったり、干からびたような便が出る、もしくは便が出なくなるのが特徴です。おなかが膨れてみえることもあります。

体質による便秘の場合もありますが、異物が詰まっている可能性があります。

誤食を防ぐため、床材や巣材に綿やタオルを使わないようにしましょう。また、トイレ砂は固まるタイプの方が掃除しやすいのですが、万が一食べた時に胃腸で固まる危険性があります。固まらないトイレ砂を使いましょう。

疑似冬眠


体温が極端に低く、呼吸が浅くなっている仮死状態です。食事をまったく食べずにケージの隅でじっとしていることで気付くケースもあります。

これは冬、急激に室温が下がるのが原因です。人と暮らしているハムスターが冬眠してしまうと、そのまま死んでしまう危険性があります。人肌で温めてからドライヤーを離して当て、徐々に体温を上げてください。

疑似冬眠を防ぐには室温管理が大切です。室温は19~26℃に保ち、湿度が40~60%ならなお快適です。朝晩の温度差も苦手なので、夜はペットヒーターを使ったり、ケージに毛布を被せるなどの工夫をしましょう。






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