うさぎに良い野菜、ダメな野菜
うさぎに良い野菜、ダメな野菜
「うさぎにはニンジンとキャベツをあげていればいい」なんていう非常識がまかり通っていたのは昔の話。現在では、主食には牧草とペレットを、副食として栄養補助食品や野菜を、という考えが主流です。
しかし、“野菜”とひとくくりにしても、あげて良い野菜・ダメな野菜はどうやって区別されているの?そんな疑問をもつのは当然ですね。
以下、一挙にご紹介しますので、是非参考にしてくださいね。
あげて良い野菜
ケール、パセリ、明日葉、エンダイブ、カブ、グリーンリーフ、小松菜、春菊、大根の葉、ニンジン、水菜、カリフラワー、サニーレタス、セリ、チンゲン菜、三つ葉、オオバ、サラダ菜、セロリ、菜の花、ブロッコリー、ラディッシュ、ニンジンの葉、など。
意外と多くありますね。ただし、これらは一年中あるものではありません。うさぎにあげるにあたって重要視したいのは、旬の新鮮な野菜を1回に5種類以上は混ぜて、バランス良くあげることです。
あげても良いが、注意が必要な野菜
キャベツ、白菜、ターサイ、モロヘイヤ、トマト、レタス、など。
それぞれ共通している特徴が、水分の多さ。これにより、消化器官に異常をきたす恐れもあるので、おなかの調子が悪かったり、幼少・高齢のうさぎには与えないほうが良いでしょう。健康で、好んで食べるうさぎであれば与えても問題ありませんが、それでも少量の方が無難です。
あげない方が良い野菜
ほうれん草、柑橘系のハーブ類、いも、豆類、芽キャベツ。
蓚酸(しゅうさん)という成分がうさぎにとって有害で、近年、あげない方が良い野菜の代表格として認識されているのがほうれん草です。それに勝る栄養があるという説もありますが、根拠がない以上、あげない方が良いでしょう。
野菜ではありませんが、穀類もあげない方が良いです。炭水化物が虫歯の原因になったり、胃腸内で異常発酵する可能性があると言われています。
あげてはいけない野菜
じゃがいも、アスパラガス、トウモロコシ、ネギ類、ニラ、ピーマン。
ネギ類やにんにく、にらなどは、溶血(血液中の赤血球が壊される)するなどの中毒を起こしますので絶対に与えないでください。